CG Making Photo Shop LE Painger Classic
線画のレイヤー化
ＣＧの技法書だと「アルファチャンネルを選択して…」なんて書かれていますが、悲しいかな、ＬＥには[アルファチャンネル]はありません。
しかし、アルファチャンネルがなくても線画をレイヤー化することが出来るのでご安心を。
先ず、[Ctrl]＋[A]で画像を全選択し、［Ctrl］＋［V］でコピーします。
左が全選択された状態。
次に、レイヤーパレットの［レイヤーの新規作成］ボタンを押して、新規レイヤーを作成します。
新規レイヤーが作成されたのを確認したら今度はツールボックスの［クイックマスクモードで編集］ボタンを押して、クイックマスクモードにします。
※［クイックマスクモードで編集］ボタンをダブルクリックして、［マスク範囲に色をつける］にチェックが入っている事を確認してください。
レイヤーパレットはこんな風になっていると思います。その状態で［Ctrl］+［V］でペースト。
すると、こんな風に線画部分が赤くなります。
クイックマスクモードを解除すると左のようになります。
ちょっと分かりづらいですが、線画以外の所が選択された状態です。
そのままの状態をキープして、［Ctrl］+［Shift］+［I］で選択範囲の反転をします。
線画部分が選択されたのを確認したら、色を選んで［バケツツール］
で選択範囲内に色を流し込みます。
「背景」を削除して線画レイヤーのみを表示した状態です。
レイヤーパレットの線画レイヤーをアクティブにして、レイヤーパレットの［透明部分の保護］にチェックを入れて、ファイルを保存して、線画の準備はひとまず完了です。
